はじめに
グアムへ行く日本人の大きな悩み事の一つ、それが「チップ(心づけ)」です。チップは海外の文化なので、日本人にはまったく馴染みがありませんよね。
いつ?どこで?どうやって?いくら?等々本当にわからない事だらけですが、ポイントだけ押さえれば難しく考える事はありません。
このページでは、そのポイントだけに絞って簡単に説明したいと思います。
シチュエーションは3箇所だけ
細かい事を言えばキリがないのですが、チップを渡すシチュエーションは大きく分けて、
『ホテル』
『タクシー』
『レストラン』
の3箇所になります。それ以外ではほぼ渡す機会がないので、観光で訪れるのであればこれだけ覚えておけば問題ないでしょう。
ホテル編
施設によって異なりますが、ホテルでは
・扉を開けてくれるドアボーイ
・荷物を持ってくれるポーター
・部屋を整えてくれるベッドメイク
にチップを渡しましょう。
なぜ施設によって異なるかと言うと、ドアボーイがポーターを兼任している場合があるためです。
ドアボーイへのチップは、基本的に1回のサービス(ドアの開閉)につき1ドル。
渡し方は、さりげなく
「Thank you」
と言いながら手渡しでOKです。
ポーターへのチップは、荷物1つにつき1ドル。
こちらの場合も変に意識せず、荷物を届けてもらったら手渡しでOKです。
ベッドメイクへのチップは、1日あたり人数分×1ドル。
こちらの場合は手渡しというわけにはいかないので、自分達が部屋を出る時にサイドテーブルやデスクの上等に置くようにしましょう。筆者の場合は、分かり易いように部屋に備え付けられたメモ帳に「Thanks!」と書いてその上にチップを置きました。
その他、ルームサービスを頼んだ場合もスタッフに1ドルを渡しましょう。
タクシー編
タクシーのチップは、乗車賃の10%が基本です。例えば、空港からホテルまでが25ドルだった場合、2ドル50セントがチップになるので3ドルを渡しましょう。
…「え?50セント多くない?」
と思うかもしれませんが、これでいいのです。日本人はどうしてもチップを料金の一部のように捉えてしいまいがちですが、チップはそもそも心づけ(感謝の気持ち)として渡すものなので、手持ちの札が大きい場合を除いてお釣りを求める事はしません。
渡し方は
『乗車賃とチップをまとめて渡す場合』
『乗車賃とチップを分けて渡す場合』
のどちらでもOKです。財布の中身に応じて適した方を選択するといいでしょう。
筆者は後者を選択する事が多く、先に「This is 25dollers.」と言って乗車賃を渡し、後から「This is chip.Thanks a lot!」という渡し方をします。こちらの方が気持ちが伝わる気がしますし、実際にドライバーの反応もいいです。
レストラン編
レストランでは、明細に『チップが含まれている場合』と『チップが含まれていない場合』があります。
前者の場合は、明細の下の方に「Service Charge」等の項目があって、予め「10%」の記載がされています。この記載がある場合は、既にチップが含まれているので別途支払う必要はありません。
後者の場合は、上記の項目の金額欄が空白になっている事が多いので、食事代の10%にあたる金額を自分で記入します。
食事代をカードで支払う場合は明細を持ってくるスタッフにカードごと渡せばOKです。現金で支払う場合は、明細を持ってレジで会計します。
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